長野県須坂市で創業88年の住宅リフォーム会社・山岸建築は、須坂市・長野市・中野市・小布施町・高山村などでキッチンやトイレ、浴室のリフォーム、耐震補強や外壁塗装・屋根修理、オール電化・床暖房・バリアフリー工事等を安心費用でご提供。
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代表プロフィール

山岸建築こんにちは!リフォームを通して、お客様のご家族が笑顔に なっていただくことを使命としている、山岸昭二です。
長野県須坂市で、三代目として山岸建築を引き継いでいます。
わたしは、祖父と父から、トコトンお客様によろこんでもらい、 笑顔になってもらおう!というDNAを受け継いでいます。
よく話を聴いてもらえず納得できない工事に終わり、今度はどこに頼んでいいのか悩んでいる方のために、お客様が本当 に望んでいることはなにか?を受け止めて、ご家族みんなに笑顔になっていただくことをよろこびとしています。

なぜ、わたしが「家族の笑顔」を使命として掲げているのか、聴いていただけますか?

「山岸さんの顔を見ると、ついつい頼みたくなって」

わたしは、山岸建築の三代目として、社業を引き継いでいます。

創業者のじいちゃんは、仕事一途で、頑固一徹の仕事人でした。じいちゃんは、「いい仕事をしてお客さんによろこんでもらえたら、お金はついてくる」と考え、いつも一生懸命仕事をしていました。

二代目として継いだおやじは、じいちゃんのように、ガツガツ仕事はしませんでした。
「ニコニコしていれば、気持ちがいいやね」といって、いつも笑顔で仕事をしていました。

そんなおやじを見て、お客様は、
「山岸さんの顔を見ると、ついつい仕事を頼みたくなるんだよねぇ~」
といっては、仕事を依頼していたのです。

仕事一途のじいちゃん、
いつもニコニコのおやじ、ふたりに共通していたのが、お客様から、「話しやすい」、
「相談しやすい」といわれ、なんでも頼まれていたところです。

そんなじいちゃんとおやじの仕事っぷりを、小さいとき、わたしは、ずっと見ているのが好きでした。

家族の写真

 

「いいんじゃない」やりたいことを否定されたことがない

小学生のころ、わたしは、溢れるエネルギーを持て余し、問題ばかり起こす、ガキ大将でした。

学校で、鬼ごっこをしてテラスに閉じ込められると、窓ガラスを割っては、校長室に呼び出されました。

また、友達の家に遊びに行くといっては、友達の家を転々として、暗くなっても帰らない。そのたびに、母は、心配してそこら中を探し回ったのです。遊んでいると夢中になり、なにごともつい熱くなってしまうのです。

それでも、母はわたしがどんなことをしようと、「なにをやったの?」とよく話しを聞いてくれました。そして、「しょうがないわね」といっては、わたしのわがままを聞いてくれたのです。

小さいころを振り返ると、母は、わたしに自由気ままにやらせてくれて、やりたいことを否定されたことがありません。

「いいんじゃない」

その母の言葉で、わたしは伸びやかに育つことができたのです。

家族の写真

 

これじゃ、おやじ、仕事できない」

中学のとき、わたしの将来を決定づける出来事が起こりました。
おやじが、仕事中に、誤って指を切断してしまったのです。

「これじゃ、おやじ、仕事できない」

もし、おやじが仕事ができなくなれば、誰が仕事をすればいいのか?
どうにかしないと、そう思ったとき、「自分がなんとかしよう」という強い想いが湧き上がりました。

そのとき、自分がおやじの仕事を引き継ごうと決心したのです。

学校の先生に、最短ルートで大工になる道はないのか?相談しました。先生は、工業高校に行くのが最短ルートだ、と教えてくれました。そこで、普通高校への進学をあきらめ、工業高校へ行くことに決めました。

高校卒業後、宮大工さんのところへ修行に行きました。9年前に、実家に戻り、おやじと一緒に仕事をしました。わたしは大工の仕事のみこなし、営業活動は、おやじにおんぶにだっこでした。

会社の売上は、わたしが戻ってから微増でした。ところが、既存のお客様が高齢化して減り続け、新規のお客様が増えるペースよりも大きかったのです。

こんな新規の増え方じゃ、将来はまずい、という危機感がありました。一方で、営業経験のないわたしは、相見積ばかりで、なかなか仕事が取れませんでした。合わせて、工事後、お客様から「本当はこうしたかった」という声も聞くようになりました。

4年前に、自分一人ではどうにもならないと思い、経営者のための塾に入りました。
その先生から、真っ先に言われたこと。

「お客様の話をよくよく聴かないと、工事は上手くいかない。」

この言葉を聴いた瞬間、「そうか、これか!」と確信しました。
自分のことを省みると、工事をする側からしか見て
いないことに気づきました。

それからです。「なぜ、リフォームしたいのか?」
「なにで困っているのか?」お客様の真意を、お客様の気持ちをよくよく聴くようになりました。

その結果、毎年順調に売上も伸び、このままいけば、うちの会社も生き残っていけると思ったのです。

家族の写真

 

「あなたは、わたしのことなにもわかっていない」

売上が順調に伸び、仕事をこなしきれないくらい忙しくなった、ある日の夜10時頃のことです。二人の子供は、二階の寝室でもう寝ています。

仕事から自宅に帰り、お風呂に入ったあと洋間の椅子にくつろいで座っ ているときのことです。

突然、カミさんから衝撃的な言葉を受けました。

「あなたは私のことを分かっていると言っているけれど、なにも分かっていない。
子供の面倒も全然見ていないし、私はもうやっていけない!」

急 にものすごい怒鳴り声でした。怒鳴り声というより、泣き叫ぶような感じでした。

なんで今さらそんなことを言うの?
自分はカミさんのことをよく理解しているつもりなのに、なんでそんなことを言われるの!?
そ れに会社も立て直して以前より稼ぐようになってきたのに、俺の苦労もわかないのか!!
と、一瞬、はらわたが煮え返りました。

ところが、よくよく、カミさんの話を聴いていると、言われたこと当たっているなあ、とだんだん自分が悪いと感じるようになりました。

ここまで来れたのも、何か困った時があったらおやじにいつも助けを求めていた姿を何度も見て、カミさんがいつも私に、「いつまでも助けてもらってばかりじゃあなたのためにならない」とか「あなたの後姿を子供も見ているのよ」などと鞭を打ってくれたおかげで、へこたれずに成長できたことは間違いない。また、俺がここまで仕事に熱中できたのも、カミさんが子供たちのこと、家のことを黙々とやってくれていたためだ。

そんなことが私の頭の中で、パパパパパっと過ぎ去り、ただただ「ゴメン」としか言えませんでした。

仕事が忙しくなると、仕事中心で動いてしまう。家族のことまで気が回らない。
「いつも同じことをしてるじゃないか」と思うと、自分が無性に情けなくなりました。

そして、自分 なりに家族の事を思って対応していたつもりですが、全然違っていたのです。家族への思いやりが欠けていたのです。

もっとカミさんや子供たちのことをよく考えて、行動に表していかないといけない、と強く誓いました。

このことがあってから土日祝日は、子供や家族の用事があるときは、そ れを優先して仕事を休むようにしました。夜 もなるべく帰れるときは早く帰り、家族みんなで晩御飯を食べたり、日曜日は仕事が無いときは子供たちと一緒に過ごす時間をとるようにしま した。

カミさんには、一緒に営業に同行してもらい、時々「営業って疲れるね」とこぼしていたことを思い出しました。カミさんは、仕事、家庭、子供と休む間もなく動いているので、感謝の気持ちを込めて、夜に足や肩をもんだりするようにしました。

終わった後、カミさんから、「ありがとう」とひとこと言われると、なにかあたたかいものがこみ上げてきました。

子供に対しては、カミさんから、「たまにディズニーランドに連れて行くことよりも、日頃の積み重ねが大事なのよ」と言われていたことを思い出しました。

そこで、早く家に帰ってきたときは、子供と一緒にお風呂に入るようにしました。実は、子供も前々から一緒に入りたかったようです。

わたしが、「今日は、お父さんと入る?」と聞くと、子供は、「入る!入る!」と喜んで飛んできます。

特に、男の子である小学三年生の長男は、お風呂でわたしのお腹の上で寝るのがとても好きなようです。

そんな子供の笑顔を見ると、わたしもうれしくなって、「明日からまたがんばろう」という
気持ちになるのです。

家族の写真

 

わたし山岸昭二の使命

家族への思いやりを意識したことで、お客様に対する考え方も変わってきました。

今までは、契約を取るために、お客様のことを知ろうと、がんばっていたことに気づいたのです。契約を取ること、売上を上げることを、ゴールとして、がむしゃらに頑張っていたのです。

カミさんや子供たちの笑顔を見て、【家族の笑顔】がすべての始まりなんだと気づかされたのです。

そこで、これからは、わたしの使命は、【家族の笑顔】とすることに決意しました。まずは、目の前の自分の家族を笑顔にして、次にお客様の家族を笑顔にする。

それから、お客様への接し方が変わりました。

リフォームをすることで、お客様のご家族が笑顔になるためにはなにをしたらいいのか?

これから 5年後さらに10年後の家族の生活のスタイルを考えてどうしたいのか?

お客様は、
どうしたいのか?どこに困っているのか?

お客様のご家族が笑顔になるにはどうしたらいいのか意識するようになったのです。

お客様との写真
今年リフォームをさせていただいたTさんのお話です。

Tさんは、最初に建てた大工さんが高齢になられたため、過去に一度別の会社でリフォームをされました。共働きのため打ち合わせをする時間を取れず、業者さんのペースで進められ、気が付いたら、工事が終わっていたそうです。住んでみたら、ここは使いづらいというようなことがあって、もっと話をすればよかったと後悔されたようです。

次は失敗したくないし、失敗するのがこわく、どこに頼んだらいいのか、わからない状況でした。

家を建てて20年以上経ち、キッチンの汚れも落ちなくなったため、昨年、当社のチラシを見てお電話いただきました。

最初は、奥様のご要望のキッチンのリフォームだけだったのですが、よくよく聴いていくと、こんな問題があることがわかりました。

ご夫婦とも変則勤務で、帰りが夜遅い。また、息子さんは、部活をしていて、朝早く夜遅い。お風呂がボイラー式で、夜使うと、ボン!と音が大きく、ご近所のことが気になり、夜遅くにお風呂に入れませんでした。

わたしは、夜疲れて帰られるご主人、奥様、息子さんが気兼ねなくお風呂に入れる方法はないか、考えました。

そこで、オール電化にすると、キッチンとお風呂を一緒に効率的にリフォームできるという提案をさせていただきました。

ご夫婦は、わたしの話をのめり込んで聴いてくださり、オール電化にして、キッチンとお風呂をリフォームすることになったのです。

息子さんは、工事前、「お風呂に3日入れないなら、温泉に行こうか?」とか、「キッチンを工事するなら、一週間くらい外食?それとも弁当?」と工事が始まることが楽しそうでした。

実際に工事が終わり生活してみると、奥様は、キッチンが変わり、作業がスピーディになったので、体が楽になったそうです。

「変則勤務でなかなか時間がないでしょ。それが、時間に余裕ができて、自分も休めるようになったことがうれしい」
とよろこんでいただきました。

ご主人は、今まで、ボイラーのが、ボン!と音がして、ご近所が気になっていたのに、いつお風呂に入っても静かなので、「お風呂に入ることが、楽しくなった」そうです。

わたしも、奥様やご主人がよろこんでお話している姿を見て、「こういう仕事をやっていて、よかったな」とあらためてうれしくなりました。

そして、最後になりますが、目の前の自分の家族の大切さを気付かさせてくれたカミさんに、ひと言。

いたらないオレだけど、いつも、ありがとう。

 

山岸建築代表

山岸建築代表 山岸昭二

 

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